3D 立体映像 撮影制作






多くのマスコミでも報じられているように、米国ではメジャー映画作品の多くが立体で上映することを 前提にしての制作が進められ、ここ数年、日本全国の映画館で数々の立体映像作品が上映されてきました。
 わが国では07年に立体映像番組の放送をするテレビ局、BS11が開局、併せてその立体番組を視聴できるヒュンダイ社製、立体映像テレビがビックカメラで販売されました。
 その後、日本のテレビメーカー各社も、液晶・プラズマ立体テレビを次々に発表し、立体映像を家庭で楽しむ環境の構築が進み、2010年は「3Dテレビ元年」とまで称されました。
 そして、裸眼立体視聴(グラスレス)時代へ・・・
当社は近い将来、この立体映像を一般の家庭で当たり前に楽しむ状況になることを前提としこの視聴システムに適合する「立体映像作品」の制作に着手しました。
 立体映像で見たいコンテンツはなんだろう?からスタート、そして立体映像で永久に記録保存すべきものがあるのではないか等の検討をしながら、あらゆるジャンルの立体コンテンツ作りに邁進しています。




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当社は最新の3D撮影用ハイビジョンカメラ、撮影時のリアルタイムチェック用3Dモニター、3D同期コントローラー、そして3D専用編集機器を用意し、また立体映像に精通した制作技術スタッフをそろえあらゆるニーズに対応できる万全の立体映像制作体制を構築しています。

3Dの撮影には、現在二台のカメラを並べて撮っています。これは、左右の目の役割をしていて、この二台の差(距離)が立体感を作ります。実際の撮影は通常のカメラと同じですが、立体感の調整を現場で3Dモニターで確認しながら撮影していくため、時間がかかります。

現場で撮影された右目用のムービーと左目用のムービーを専用の編集ソフトによって同期させ、視差やズレを補正しながら調整されて製品になります。「世界遺産」シリーズでは、Blu-ray Diskに「サイドバイサイト」で記録されています。

新エンターテインメントとしての立体映像だけでなく人間の視覚と同じリアルな再現画像はあらゆる分野での 可能性があります。 一般家庭で楽しむ立体映像作品はもちろんのことですが、立体映画が上映される映画館での立体CM、音楽ライブ会場での大型スクリーンへの3D映像上映、航空機内や観光バス内での立体映像上映等など、あらゆるシチュエーションでの立体映像の可能性を追求し、ご提案を続けています。